新しい明確なあり方
最近、講演会などで話す機会が増えてきました。
私の得意分野は自然保育ですので、いつも自然を活用した保育の話の中に、私が伝えたい保育・教育の本質的な部分を盛り込んで話します。
私が伝えたいのは「質」の部分なので、抽象的な話になることも少なくありません。
自然保育に関心のある方から、「自分の地域・団体でも話してほしい」という依頼が増え、以前とは聴衆自体が変わって来たことを肌で感じています。
今という時代は、アクエリアス(水瓶座)のエネルギーの影響を受けています。(ブログ23「新しい時代の変化」参照)
アクエリアスのエネルギーの影響下では、競争ではなく協力を、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを・・と人生そのものの価値観が変わって来ます。
そのエネルギーに反応し、時代の変化を感じている人が増えて来ていることを、講演を通して感じています。
そして保育や教育も、この新しい時代に適応したものへ変換して行く必要があり、その考え方や手法を求めている人も多いのではないかと思います。
先日、いつもの自然保育に関してではなく、保育の質を中心とした話をしてほしいという依頼を受けました。
自然保育についての依頼は多くありますが、こういう依頼は初めてです。
私が最近、最も伝えたい「本質的な部分」の依頼で、仕事の質のステージが次へ進んだように感じ、嬉しく思いました。
この依頼は、私のあり方から来た結果(成果)なのだと思います。
何かしらの私の“あり方”が伝わったのでしょう。
どうしても私たちは、自分が欲しい結果(成果)を目の前に置いて、行動ばかりを考えます。
仕事が欲しい
お金が欲しい
余裕が欲しい
その欲しい結果や成果ばかりに目を向けていると、「どう行動したら成果が得られるか?」を考えます。
でも大切なのは、自分のあり方。
そして引き起こしたい結果(成果)の“質”と自分のあり方が明確である時、その二つは繋がっていることに気がつきます。
すでに仕事が手に入っているとしたら、どんな仕事をする自分であるのか?
すでにお金が手に入っているとしたら、どんな価値観を持つ自分であるのか?
すでに余裕がある自分だとしたら、どんな自分であるのか?
「あなたがこの世界で見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい」
というガンジーの言葉を思い出します。
平和のために行動するのではなく、
もうすでに“今”平和だとしたら、どういう自分であるのか?
そこから自然に行動が呼び起こされます。
一人ひとりのあり方こそが世界に変化を起こす源。
今、地球上には困難な問題が山積しています。
でも、一人ひとりの存在が明確なあり方である時、オセロの駒が黒から白に変わるように、一気に解決できるのではないかと思っています。
一人ひとりの意識がこの世界を創っていることに、意図的であることが大切なのです。
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