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“愛”は“善意”から始まる

久しぶりに雨が降り、空を見上げながら歩いていると、ポトン・・と白い塊が落ちて来ました。ゴミでも落ちて来たのかと不思議に思っているとまた一つポトン。雨に混ざって落ちて来た大きな雪の粒でした。ほとんど雪が混ざっていない“みぞれ”でしたが、そのほんの少しの雪にワクワクしていた私でした。

 

 

先日新聞に『混雑しているバスの中で子どもが泣いてしまった。降りる時に乗り合わせていた男性二人に“うるさいんだよ”“子どもなんか産むんじゃねえよ”と続けざまに怒鳴られてショックだった』という投稿記事がありました。

後日、その記事に対して『私も同じような経験をしました』という子育て中の母親からのコメントがいくつか紹介されていました。

子どもの声が騒音だという苦情、視覚障がい者に足を掛けて転ばせる、妊婦や老人を突き飛ばすなどの嫌がらせがあった・・というニュースを耳にすることが多くなりました。

 

以前私も、満員電車でこんなことがありました。次々に乗って来る人の波に押されて、私の背中がOL風の女性にぴったりくっつくような形になりました。しばらくするとその女性のカバンがドン・・ドン・・と背中にぶつかってきました。私は電車が揺れてぶつかっていると思い、気にしていませんでしたが、次に女性が肘でドン・・ドン・・と突いてきました。そこで初めてわざと突かれていることに気づきました。でも満員で身動きが取れず、どうすることもできませんでした。すると大きな揺れの拍子に私はバランスを崩し、その女性の足を思い切り踏んでしまったのです。慌ててその女性に『ごめんなさい』と言うと、私の体勢もきついのだということが伝わったようで、その後は何もされませんでした。

 

私が遭遇した女性も、親子を怒鳴った男性二人も、きっと混雑している状態にイライラし不快に感じ、ネガティブなエネルギーを募らせていたのでしょう。

そういうネガティブなエネルギーは、子どもやお年寄り、障がい者などの弱者に向きます。

そして、同じようなネガティブなエネルギーを持つ者同士が接触した時は暴力・ケンカになります。

先ほど書いた電車での出来事で、もし私も満員電車でイライラしていたら、あの女性とケンカになっていたかもしれません。

 

相手につられて怒りが湧いて来るということが、日常の中でもよくあるのではないでしょうか。

例えば、AさんからBさんに対する怒りの文句を聞いていたら、自分もBさんとの小さな出来事を思い出して、それまで気にも留めていなかったのに急に腹が立って来た・・というような経験がありませんか。

そういう時は後から『どうしてあんなに腹が立ったんだろう』と不思議に思ったりするものです。

自分の中にある小さいネガティブなエネルギーが、他の人のネガティブなエネルギーと合わさった場合、自分のキャパシティーを超えたエネルギーとなってしまうことがあります。

 

 

ネガティブなエネルギー(感情)に振り回されない為には、自分の意識を高く保つことがポイントになります。

普段、私たちの意識はみぞおちの辺りにあります。

座禅や武道などでは、“丹田”というおへその下辺りを意識することで自分がどっしりすると言われています。

でも、今の時代は、みぞおちよりも“ハート”(胸の辺り)から上に意識を持って来る方が良いのです。

みぞおちの辺りは、感情のエネルギーに反応しやすく、ネガティブな感情に振り回されてしまうことが多々あります。

“ハート”(胸の辺り)は、“愛のセンター”とも呼ばれている場所です。

怒りやイライラが出て来た時こそ、ふぅ〜と息を吐いて、胸の辺りを意識してみて下さい。ハートの窓が開くように…。

力がスゥ〜と抜けて来る感覚があるかもしれません。

なかなかハートに意識が行かないこともあります。

まずは、「今、自分の意識がどこにあるか」に気づくことが大切です。

 

 

以前、保育園の子ども達と自然の中で遊んでいる時のことでした。

1歳児の男の子が「だいじょうぶ〜?」と言い、自分も苦労して登った土手の上から、これから登って来る友だちを助けようと手を差し伸べていました。

手を差し伸べられた子は「ありがと」と言いながらその手に掴まり、上まで登ると、ふたりで「のぼれた〜!」と喜んでいました。

自分が助けられた体験があるから、今度は自分が助けたい…という気持ちが生まれます。この世に生まれて1年程しか経っていなくても、それを表現できるのです。

人助けをするという“善意”は、人が元々持っているものなのだと思います。

 

“善意”は、“善意”を生みます。

“善意”は“愛”の表現の最初のステップです。

 

“悪意”が目立つ世の中だからこそ、“悪意”を生む連鎖を断ち切る私たちとして、自分の意識を高く保ち、“愛”の前段階としての“善意”が表現される世界を創っていきましょう。

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