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影響し合っている世界

雪の予報が出ていた次の日の朝、どれくらい積もっているだろうとワクワクしながらカーテンを開けると、溶けかかった雪がシャーベット状になっていました。植木鉢の若木の上にも水を含んだ重い雪が積もり、枝が押しつぶされて苦しそうに見え、かわいそうに思った私でした。

 

 

先日、環境省のエコチル調査シンポジウムというものに参加して来ました。特別講演には、北野大さんが登壇され、子育てと化学物質のお話をされました。

その中で、「人間も化学物質なんですよ。世の中にあるもの全てが化学物質なんです。」と話されていたことが印象的でした。化学物質と聞くと人工的に作られた物質のことを指すように思っていましたが、花粉などは天然化学物質というそうです。

 

人間も化学物質…そう言われてみれば、良く最近は人との関わりなどで、11は2ではないという言い方がされたり、ビジネスの世界などでも、人との出会いで化学反応が起きる・イノベーションが生まれるという言い方をされています。

このことも化学物質である人間同士だからこその反応なのかもしれない…とも思えます。

 

 

幼稚園・保育園などでもこんなことが良くあります。

・何でもきちんとしている〇〇先生のクラスの子ども達は、しっかりしている子が多い。

・分析好きな△△先生のクラスの子ども達は、何かを観察したりすることが好きな子が多い。

・明るく、おおらかな☆☆先生のクラスの子ども達は、元気で活発な子どもが多い。

などなど・・そのクラス担任の質が、クラスの子ども達の質に影響しています。

その先生×(かける)子ども達で化学反応が起きているのでしょう。

 

以前にも書きましたが、この世に存在するもの全てはエネルギーです。

私たちの体も目の前にある物質…テーブルやコップ、ペン、植物、鉱物など、私たちがそこに確固たるものとして存在していると信じている物も、全てがエネルギーで、一定の波動で振動しているということは、物理で証明されていることです。

そして今、心(思考や感情)もエネルギーとして、証明されつつあるそうです。

 

このように、エネルギーとしての私たちの肉体・思考・感情は、人との関わりで相互作用が起きるのは当然でしょう。

 

 

スーパーで買い物をしていた時、火がついたように泣き叫ぶ子どもの声が聞こえてきました。周りの人も買い物の手を止めて、その子どもがどこで泣いているのかと見回していました。私がいたところからは親の姿は見えませんでしたが、「ママ〜」と泣きながら追っている子どもの姿が見えました。

何かに怯えているような泣き声でした。

きっと、母親に何らかの理由で叱られ、「置いて行く」とでも言われたか、そういう素振りをされたのではないかと思います。子どもの泣き声から、“置いていかれる”ことへの不安や恐れのようなものが伝わって来ました。

私も含め、周りの人はその子どもの声から伝わって来る“恐れのエネルギー”に反応して、“なんだろう”“どうしたんだろう”と、“不安のエネルギー”が漂っていました。

また別の場面で、走っていた子どもが私の目の前で派手に転び、スーパーで泣いていた子と同じように、泣き叫ぶということがありました。転んだその子どもに対し、母親は静かに「いたかったね」と声を掛けていました。すると、子どもの泣き方も静かになり「いたかった」と言い、すぐに立ち直っていました。

それを見ていた私も、「あぁ大丈夫だ」と“安心のエネルギー”に包まれました。

 

スーパーでの母親の姿は見えませんでしたが、イライラし怒っているという姿が想像つきました。母親の姿が見えなくても、その怒りのエネルギーが子どもを通して伝わって来るのです。

そして、目の前で転んだ子どもの母親は、動揺していない落ち着いた態度で、そこから伝わって来るのは静かな愛のエネルギーでした。

こうして、親のエネルギーはすぐに子どもへと伝わり、そして周りの人へも影響を与えているのです。

 

他にも、なんとなく伝わって来るものがある…ということが日常の中にあるのではないでしょうか。

電車の中で、イライラしていそうな人がいると、それを察知して避けるとか、

車の運転をしている時に、前の車の運転手がイライラしているのが伝わって来るとか、

道を聞く時に、なんとなく親切そうな人に声を掛けるとか・・

私たちは日常の中でも、人のエネルギーを察知しながら生活をしています。

 

逆に、自分のエネルギーが周りの人にどのように影響しているかに関して、無頓着であることも多々あります。

例えば、家族と口喧嘩をして、そのことを頭の中でグルグルと考えながら出社した時、同僚に「あれ、今日は機嫌悪いの?」と言われた・・とか

楽しいこと・嬉しいことがあった時、その嬉しさが知らず知らずのうちに外に出ていて、「なんか嬉しそうだね」と人から言われた・・など、

人間の感情のエネルギーというのは周りの人へ伝わりやすいものです。

 

 

普段、ほとんど無意識で過ごしていることが多い私たちですが、感情や思考のエネルギーを発している存在なんだ…ということを認識することが大切です。

特に、小さな子ども達への影響は多大です。

あるアファメーションの中に、

『自分を忘れて、害を与えず、正しく語る・・』

という一節があります。

私はこの一節を読む度に、“自分に固執してはいないか。”“思考や感情のエネルギーで人に害を与える存在になってはいないか。”“正しい言葉のエネルギーで語っているだろうか。”と、身が引き締まる思いになります。

 

私たち一人ひとりが、自分の思考や感情のエネルギーにも責任を持つ(意識する)ことで、地球の裏側へも、害を与えることなく、貢献のエネルギーで影響を与えることができるのではないかと思っています。

 

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