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個の視点から融合の視点へ

先日北風が吹く中、ポケットに手を入れて体を丸めて歩いていると、足もとにイチョウの落ち葉の黄色いじゅうたんが現れました。その鮮やかな色を見て、思わず近くの樹を見上げると、そこには葉が一枚もない裸のイチョウの樹。なんとなく「今までご苦労さまでした」という言葉を掛けたくなった私でした。

 

 

以前、「ストレス解消は何をしているんですか?」と聞かれたことがあります。その時「私、ストレスってないかもしれない」と答えていました。

そして、今日の新聞に『ストレスを肯定することで力になる』という記事がありました。

そこで気づいたのは、「ストレスを悪い」としていない私は、「ストレスをストレスと思っていない」のだということでした。

その記事には「実はストレスは自分を助け、強く成長させるもの…ストレスを感じたら大切なものを守ろうとする準備と思い、その目標に向かいエネルギーを使おうと考える。ストレスを肯定すると、自分の持っている力に気づき、勇気を出すことができるでしょう。」ということが書いてありました。

原因不明の体調不良は、医者に行くと「ストレスですね」と言われることが多くあり、「ストレスは諸悪の根源」となっている私たちにとってはこの記事は“新しい視点”を与えてくれているように感じました。

 

私が通っている歯医者さんも、「適度なストレスを与えることが成長を促す」と話していたのを思い出しました。

“歯を食いしばる”“固い物を噛む”というストレスで、あごが発達するということです。

 

今までは「何でもストレスのせい」とストレスを“マイナス”としていた視点から、180度反対の「ストレスを利用して成長する」という“プラス”の視点に変わってしまうと、全く違う世界が開けてくるように感じます。

 

 

以前、保育園で働いていたとき、落ち着かない子どもがいました。その子は、発表会の時「やりたくな〜い」と言いながら、舞台に上がって、他の子が合奏をしている間、一番前でゴロゴロしていました。

先生に「やってごらん」と言われると「やってみる」と言うだけで、体は起こしませんでした。

その当時は『親が見に来るからやらせなければならない』という考えの園だったので、私も『やらせる』という考えでしかなく、“どうしたらやらせることができるか”とばかり考えていました。

今思うと、その子は“合奏はやりたくない”と言っていたけど、舞台に上がることだけでもチャレンジだったのかもしれません。

このように一つの出来事も、違う視点で見ることができると、全く違う質に見えて来るものです。

 

私たちは、自分が見えている世界が“絶対的な世界”というようにしているかもしれません。

家族間でもそれぞれが信じている世界は違います。

洗濯の仕方ひとつをとっても、違う世界観で洗濯をしているのかもしれません。

例えば私は、ズボンを洗濯して干す時は色落ち・色あせしないように裏返しで洗い、裏返しのままで干します。

でも夫は、裏返しにして洗ったズボンを表にしてから干します。それは、そのまますぐに履けるようにだそうです。

こんなちっぽけなことにすら、私たちは“これが正しい”としている世界があり、それぞれのところで生きています。

これが、職場や保育の現場、子育てなどの様々な場面で起きているのではないでしょうか。

 

『私が見ていることを違う角度から見たらどうだろう。』

と試してみて下さい。

この子に“やらせる”というところから、この子が“これをやったらどうだろう”という視点へ。

私が思っていることは“絶対正しい”というところから、“絶対正しい訳ではないかもしれない”という視点へ。

これは“やらなければならない”というところから“やらなくてもいいかもしれない”という視点へ。

これは“こうあるべきだ”というところから“こうでなくてもいいかもしれない”という視点へ。

 

自分の心がギューッと固く閉じている時は、“自分の考え”や“自分の世界”を頑なに守っている時なのです。

その時こそ、ふ〜っと息を吐いて、胸の辺りにある心(ハート)の窓を開き、新しい風を入れてみてください。

すると、今まで氷のように頑なだった心が溶けて、考えも柔らかくなって来るでしょう。

それは視点を変える…そして、視野が拡がるきっかけとなります。

180度真逆の意見を受け入れると、そこに広がる景色は360度パノラマの世界にまで拡がるのです。

 

『個は全体であり、全体は個である』

というような悟りのように、

自分が絶対だと思っている世界から抜け出すことで、

自分も相手も無くなり、全体に溶け込んでいきます。

 

個が主張するよりも、全体が融合するような世界になると、争いがないハートとハートで繋がっている愛の世界になるのではないかと思います。

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