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愛は光速の二乗で増える

先日、新潟へ行って来ました。朝、車の上にうっすらと雪が積もり、ちょっとドキドキ。『積もったら怖いな』そんなドキドキでした。

でも運転中、遠くの山が白くなっているのを見て、今度はワクワク。やっぱり早く雪が積もって欲しいと思う私でした。

 

 

先日、インターネットに「保育士不足解消の施策として、保育士資格がなくても保育園で働ける制度を検討中」というような内容の記事がありました。

その記事を読んで「子どもの育ち」や「保育・教育」を軽視しているのではないかと、憤りを感じました。

この国の教育はどうなってしまうんだろう…どうしたら良くなるんだろう…と、考えながらお風呂に入っていると、何かの拍子に水がとび、水滴が壁につきました。その水滴はちょんちょんと目を書いたように並んでいました。

その2つの水滴を見て、地球は相対的なエネルギーの星であるということを思い出し、「資格無しで保育園で働くことを“良くない”(悪い)としている私」に気づきました。

 

アインシュタインが証明したように、地球は相対的なエネルギーの星ですから、2つのことが同時に現れる世界なのです。

良い・悪いの他にも、長い・短い、重い・軽い、濃い・薄い、陰と陽、光と影、昼と夜、偶数と奇数、男と女…というように、一つの物・事に二つの相対的な表現があります。

だから、「資格無しで、保育園で働くのは“良くない”(悪い)」としていると、もう一方では「資格がなくても保育園で働けることは“良い”」という解釈があります。

そう考えると、もしかしたら資格の有る無しに関係なく、誰でも自分がやりたい仕事ができる、より自由な世界が見えてきます。

資格があるから良い保育ができるかというとそうではなく、一人ひとりの思いや個性からその場が作られているのが実際の現場の姿です。

実は私も、学校ではほとんど身を入れて勉強していませんでした。でも、保育の現場で子どもたちを前にすると、「この時はどうしたらいいんだろう?」「なぜ子ども達はこういう反応になるんだろう?」といろいろなことに直面しました。その時に、教科書を引っ張り出してきて、学校にいた時より勉強をしたものです。

知識が必要になれば、その分野のことを改めて勉強します。体験があるからこそ、知識が知恵になり身につきます。これは、子ども達にも当てはまると思います。“勉強”が大切なのではなく、“学び”が大切なのです。

学歴が高くても、現場では動けない・・という話も良く聞きます。

逆に、資格はないけれど、意欲的に働き、頼りになる・・という人もいます。

こんな風に資格の有無に関係なく、一人ひとりの能力が活かせることの方が大切なのかもしれません。

 

このように、自分が「これは絶対に悪い」「これは絶対に良い」と偏った価値観から抜け出すことで、新しい視点や気づき・可能性が生まれてきます。

“良い”や“悪い”の評価判断が出て来たら、その両方を含み、「どちらもよし」という世界に立つことで、見えてくる景色が変わります。

 

 

戦後の日本は、何も無しの壊滅状態になり“貧しい”というところから、 “豊かさ”を求めて経済的に発展してきました。

「もっと豊かになるために・・」「もっと賢くなるために・・」「もっと技術を進歩させるために・・」「もっと・・もっと・・」と、相対している反対側のものを手に入れるためにエネルギーを注いできました。

それは“無い”という意識からの、“ある”という世界を手に入れたいという衝動です。

 

現在、外側の物質的な豊かさにはある程度満足し、“ワークライフバランス”や“男女均等”などの中間的な考え方が生まれ、“時間的な豊かさ”“心のゆとり”“自分の内面の豊かさ”などを求めるようになっています。

それは、充分“ある”という意識になったことの現れでしょう。

また、昔は男女の役割がはっきりしていましたが、男女の差がなくなってきているようです。“草食系男子”や“おっさん女子”という言葉もあるように、中性化していっているように感じます。

 

現在の地球には、統合のエネルギーが入って来ています。相対的な物・事がバランスよく存在していく世界となりつつあります。

 

今、世界中で起きている様々な出来事は、今までどちらか一方に傾きバランスが悪かった事柄に対して、バランスを取ろうという動きの現れです。今まで作り上げてきた物・事を守ろうというエネルギーと、今までの物・事を壊して新しい時代を創ろう、もっとバランスの良い世界を創ろうというエネルギーとのせめぎ合いが、様々な出来事として現れているのです。バランスを取る事で新しい発想や新しい可能性が生まれて来ます。

 

先月パリで起きたテロも、根を見てみると社会の格差から発生したものです。全ての人が受けるべき普遍的な権利としての食、住居、医療そして教育、それらの不平等に対する怒りのエネルギーが吹き出した出来事です。

そのテロで妻が殺されたジャーナリストが、テロリストに宛てた文章に「私はテロリストを憎まない。愛は最強。人を愛する自由は、テロリストには奪う事が出来ない。愛は世界の軍隊よりも強いのだ。」と書いてありました。

テロがダメだと排除する事は簡単です。でも、それは今まで人間が繰り返してきた過ちです。ダメだから排除する・・という意識は戦争を生みます。今必要なのは、テロリストを生む社会構造の根本的な変革です。それは愛を表現する意志のエネルギーからの行動で可能になります。

 

アインシュタインが相対性理論を発表して100年だそうです。

宇宙飛行士の山崎直子さんがアインシュタインについての記事を書いていました。

アインシュタインは娘にあてた手紙にこのように書いたそうです。

『現段階では科学が証明していない、ある極めて強力な力がある。この宇宙的な力は愛だ。世界を癒すエネルギーは光速の二乗で増える愛によって獲得することができ、愛には限界がないため、存在する最大の力は愛である。』

 

私たちに今、必要なあり方は、どちらが正しい・間違っている、良い・悪いという相対的な世界の両方を認める“統合の意識”へ移行し、愛を表現する意志のエネルギーを使うことなのではないでしょうか。



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