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日常のなかの喜び

街路樹の緑が色濃くなり、それら緑が目に飛び込んでくるような季節になりました。様々な木々が発するその緑色も様々。

その中に、ひと際輝きのある植木がありました。一枚一枚の葉の表面がツルツルとして、柔らかく、生まれたばかりの新しいエネルギーに包まれていて、曇り空のなかでも輝いて見えました。

自然な輝きとは、このような内側から発する光の様なものなのだと感じました。輝いて生きている人も、そんな風なのかもしれません。

 

 

友人が、日常の中に喜びを見つけた話をしてくれました。

「スーパーの品出しの仕事をしている時、自分で品物をどのように並べたらスムーズか、あれこれ考えていたその最中に、本当にこの仕事は楽しいなぁ、わたし幸せだなぁと感じたの。」

・・と、それは、日々の何気ない出来事でした。

日常の中で喜びを見つける事は、もしかしたら簡単なのかもしれません。

例えば…

家族の洗濯物をひとつひとつ干している瞬間の自分の中に。

仕事に夢中で取り組んでいる瞬間の自分の中に。

 

私も、子ども達が暖かい陽射しの中で、遊んでいる…そんな何気ない光景に、じわ〜っと喜びを感じている自分に気がつきました。

喧噪の中にできるちょっとした間。

その瞬間にある、自分の中にじわじわと湧いて来るそんな喜びです。

その瞬間というのは、自分の胸にじわ〜っと暖かい・心地よいものがあります。周りがどんな様子であっても、自分の中には平和と安心がある…そんな内的な体験です。

この時の自分を振りかえってみると、“開いている状態”なのです。

 

開いている状態…というのは、ハートが開いているということです。

“ハートが開いている人”というのは、話しかけ易かったり、その人が来ると周りが明るくなったり、壁がないような人です。これをよく“オープンな人”という表現をします。

そのような人といると、自然と笑顔になり、こちらもリラックスしてくる…ということがあるのではないでしょうか。

 

逆にハートが閉じている状態は、緊張していたり、警戒していたり、怖さや不安を感じている状態のことです。

閉じている時は、何かにつけて、不満に感じていたり、人を信じられなかったりする状態が生まれ易く、「世界に自分ひとりだけ」というような孤独感を感じる事が多いようです。

そして、私たちは普段ほとんどハートを閉じて生きています。

 

“身を守る”という本能のようなものから、ハートを閉じてしまうのかもしれません。でも、家族といる時、子どもといる時、職場にいる時、何も自分の命を脅かすものはありません。“身を守る”必要はないのです。

 

ハートを開くということは、胸の辺りに窓がついていて、その窓をパカッと開けるといったイメージです。まるで、鳩時計のように、パカッと開けてみて下さい。窓を開けて、鳩が飛び出してきたら、その鳩があなたの愛のエネルギーなのです!!

 

息をふぅ〜っと吐きながら、リラックスした状態で、ハートを開く…。

まず最初は、閉じているという事に気づいてください。

そした、ああかな、こうかな・・とやってみる事が大切です。

人といる時に難しければ、まずは、花や木に向かってやってみてもいいでしょう。空を見ながらやってみてもいいでしょう。

炎(ロウソクや焚き火)や水面(海や湖や滝など)を見るとやり易いという人もいます。

 

ハートを開くと急に、周りの景色が鮮やかに見えてくるかもしれません。

目の前の花の繊細さと緻密さ

外の景色の美しさ

子どもの純朴さ

人への愛おしさ

・・・

今まで見えていなかったような、色々なものが見え始め、今まで気づいていなかったものにも気づき始めます。

すると、日々の生活の中のひとつひとつが喜びに見えて来るのではないでしょうか。

 

ハートが開けないような状態もあるかと思います。

何か大変な状況が起きた時や余裕のない子育ての真っ只中など・・

そういう時にこそ、ハートを開いてみたらどうなるか、あれこれやってみてください。

「世界に自分ひとりだけ」という状態から抜け出し、世界の広がりを体験しましょう。

 

私たちひとりひとりがハートを開いていることで、世界は喜びに溢れ、愛のある未来に繋がっていくと、信じています。


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